宮崎県延岡地区ラグビー協会では、宮崎県・大分県の各ラグビー協会に登録されている中学校部活動及び協会ジュニアラグビースクールの試合機会を増やすために人数の少ないチームは合同チームとして参加することを認めながら、ジュニア世代のラグビー競技の理解を深めるとともに、今後、進められる部活動の地域移行を見据えて交流・親交の機会として開催されました。
回を重ねるたびに工夫を凝らした企画を生み出しながら、ラグビーの試合に限定されない素晴らしい取り組みをされています。
今回でSJP助成金の活用が4回目となりますが、今後更に素晴らしい大会を継続していただけることが期待されます。
特筆すべきは、部活の地域移行を担うことを目的に一昨年前に設立したNPO法人「essai(エッセ)」が主体となって地元自治体の延岡市/延岡市教育委員会/延岡市スポーツ協会との連携を深めながら中学生のスポーツ環境の情報を共有したり、浄水工業(有)をはじめとする地元企業21社からの資金支援を得た運営を実践されていること。
今回の大会に限らず、ラグビーを中心としたスポーツ環境整備につながるミニ~ジュニア更にその先の将来的な活動を見据えた取り組みを推進されています。
(参考:NPO法人essai の活動報告)
(参考:前年度のSJP活動報告)
宮崎県延岡地区ラグビー協会 令和6年度 第5回JKカップジュニアラグビー交流大会を開催しました! - スクラム・ジャパン・プログラム | JRFU
【延岡地区ラグビー協会 理事 服部 勲則 様からのコメント】
今大会は、全7チームによるトーナメント形式の交流試合を実施し、技術向上とチーム間の交流を図りました。会場には、プロチームも利用する高品質な芝グラウンドを採用し、選手たちに最高の環境を提供することができました。
また、全チームに対して交流戦(Bチームによる試合)を提案したところ、部員数の関係で1チームが参加を希望されたため、1試合を追加行うことで、すべてのチームが60分以上の試合を行うことができ、たいへん充実した大会となりました。
演出面では、今年もスピーカーを2台設置し、昨年同様に入場時・ハーフタイム・試合間に音楽を流して会場を盛り上げました。
さらに新たな取り組みとして、発達にハンデのある中学生が通う放課後等デイサービス施設にご協力をお願いし、ラグビー大会の体験会およびボランティア活動を実施しました。当日は5名の生徒が参加し、ボールボーイやウォーターボーイとして大会運営をサポートしてくれました。施設長様からは、「子どもたちも私自身も大変有意義な体験・時間になりました。ラグビー、すごいです。本当にありがとうございました。」との大変うれしいお言葉をいただきました。
九州県内の中学生ジュニアラグビーの普及発展と交流を図ることを目的として、多くの選手に参加して頂けるよう極力チームへの負担を減らして大会を行うために、地元企業からのご支援など更に検討しながら安定した運営を継続して行きたいと思っています。
■事業概要
【名 称】:令和7年度 第6回JKカップジュニアラグビー交流大会
【主 催】:宮崎県ラグビーフットボール協会、特定非営利活動法人essai、浄水工業有限会社
【共 催】:延岡地区ラグビーフットボール協会、宮崎県中学委員会
【後援・協力】延岡市 延岡市教育委員会 一般社団法人延岡市スポーツ協会
【開催日】:2025年11月9日(日)
【会 場】:延岡市西階球技場(宮崎県延岡市西階町1丁目4329)
【参加者】:別府部活・別府ラグビースクール、大分ラグビースクール(以上大分県)富島中学校、高鍋西中学校、グランセ延岡、宮崎ラグビースクール、ヒートウォーリアズ(都城・日南)(以上宮崎県)
以上









