

京都府ラグビー協会では、京都中体連ラグビー専門部との共催で、試合の出場機会が少ない生徒や下級生(2年生)に、試合ができる環境を作り、ラグビーをもっと好きになるきっかけとなるような大会として『みんなが主役の皐月杯』をスローガンに実施されました。また、本交流会を通して、「生徒・指導者・レフリー」其々のラグビー普及につながる活動としても実施されました。
〈3つの普及活動〉
①「生徒」の普及 → ラグビーが大好きな中学生の増加
②「指導者」の普及 → 普及育成担当による大会の運営、趣旨を理解した上での各顧問の取り組み
➂「レフリー」への普及 → C級レフリー認定講習実技試験としての活用。多くのレフリーの方に中学生ラグビーに接してもらう。
【京都中体連ラグビー専門部 大会委員長 児玉 秀 様からのコメント】
京都は中学ラグビーが盛んな地域でもあり,強化と普及の2本柱で活動を行っています。
今年度で13回目を迎える皐月杯は『みんなが主役』という視点で、試合出場経験の少ない生徒、活躍の機会が少ない生徒、下級生(2年生)らの試合ができる環境作りを通して、ラグビーの楽しさを知り、好きになってもらいたい、という狙いで開催しています。
中学生らが次のステージや年齢を重ねてもラグビーを続け、関わってくれる、そうした“つながる”取り組みになればと思います。
実際にグラウンドでは、大差で負けてしまうような相手にもトライを取れたり、僅差・勝てるような試合もあり、子ども達の喜ぶ姿がたくさん見られたことは、たいへん意義のある大会だと思います。
コロナ禍もありスクールの参加が遠のいてしまった時期もありましたが、今年度、久しぶりにスクールからも参加してもらえました。
今後もスクールを含めた参加チーム数を増やせるよう、早めに開催時期の検討やグラウンドの確保、事前の周知・案内など、改善を図って参ります。
参加者からのコメント
(中学顧問)
・普段試合にでられない生徒も試合にでられて本当に喜んでおりました。
・笑顔が絶えない大会でした。生徒も存分に楽しんでいました。
(生徒)
・今回先輩たちからもアドバイスをいただき、今後に活かしたい(もっと広がることと、右が空いてるのに左に行ったり後ろに行ったりしない、などの先輩たちからサポートの言葉をもらえたこと。)。
・人数が少ない分、自分で考えたり、ステップなど様々な動きができた。
・ラグビーの試合に何回も出られたし、他の中学校の人たちとも仲良くなれた。
■事業概要
【名 称】:第13回 皐月杯
【主 催】:京都府中学校体育連盟ラグビー専門部 普及育成部
【共 催】:京都府ラグビーフットボール協会
【開催日】:2025年6月15日(日)
【会 場】:SBSロジコム吉祥院公園球技場( 京都府京都市南区吉祥院新田下ノ向町)
【参加者】:中学校、ラグビースクール
〇中学校
亀岡市立亀岡中学校/京都市立神川中学校/京都市立勧修中学校/京都市立西院中学校/京都市立四条中学校/京都市立七条中学校/
京都市立下鴨中学校/長岡京市立長岡第二中学校/京都市立伏見中学校/京都市立藤森中学校/京都市立向島秀蓮小中学校/
京都市立洛南中学校
〇スクール
京都ORCA RFC(京都オルカ)/J・福知山ラグビースクール
以上