西条市ラグビー協会では、協会に所属するチームの活動機会として、また、四国内のタグ、ミニ、ジュニア、高校(女子も含む)、社会人のチームの強化及び交流の場となることを目的に、今回で20回目となるラグビーフェスタを開催されました。
はじめは高校生のみの大会でスタートしましたが、回を重ねながら参加対象を増やして、すそ野拡大とともに広い世代で長くラグビーを楽しむ機会として工夫された素晴らしい大会です。
【西条市ラグビーフットボール協会 会長 阿部 史明 様より一言】
まずは参加してくださった各カテゴリーの選手の皆様、チームスタッフの皆様、送迎の保護者様、誠にありがとうございました。協力をいただいた県協会、高体連ラグビー専門部にも感謝申し上げます。
第1回~第9回は高校の部のみの開催でしたが、第10回から女子の部が開催(今年は県内女子部員不足により非開催)第15回からタグの部が開催、第16回はコロナで中止、第17回からジュニアの部が開催(今年は新人戦と日程重なり非開催)あらゆる面で形を変え、今回第20回を迎えました。
また事情により参加チーム数が減少しましたが各カテゴリーの参加者がラグビーを一生懸命プレーしたり、笑顔溢れる交流となった場面を見れたことは大変嬉しく思います。
今後も事業を継続していくための収入面の対策や、参加対象者を広く集める工夫などの検討も含めて、西条市ラグビー協会理事を中心に企画等の議論を進め、第30回、第50回と続けていける魅力あるフェスタを目指して精進して参りたいと思います。また通年で市内の協会所属チームと連携して普及や強化も継続して行っていきたいと思っております。
◆ラグビーフェスタの内容紹介と感想など
・四国内のタグ交流3カテゴリー(低学年、高学年、ジュニアOB&女子社会人)での交流ができた。
・タグ高学年はSMBCカップ県予選前の最終調整や課題発見が出来た場となった。
・タグ低学年とジュニアOB女子社会人チームの交流は笑顔溢れる交流となった。
・高校生男子は新人戦に向けて、交流試合や合同練習をしたことにより連携やサインプレーなどの熟練度をあげる場となった。
・社会人のチームは公式戦が少ない現状で、久しぶりの試合となり、四国内のチームとの交流が深まった。直前の不参加に対してはスケジュール変更や合同チーム再編などで乗り切れた。
・初日の高校生の部ではケガもあったが、協会や帯同教諭と迅速に救急搬送や処置などの対応ができた。2日目はケガ等などなく無事終了できた。
・今年度の高校生は合同チームのみの参加となり、部員数確保が困難な状況であった。
◆参加者からいただいたコメント
①小松ラグビースクールキャプテン:小崎涼さん
私は県大会前に他県の強いチームと戦えて良かったです。他チームと戦ってわかったことや学んだことが増えたので西条市ラグビーフェスタを出来て、とても嬉しかったです。私はこのことを活かして県大会でも頑張り、四国大会でも勝てるように頑張ろうと思います。
②東予高校監督:岩城勇馬先生
高校は初日6チーム、2日目5チームが参加してくれました。今年は全チームが合同チームとなり、ラグビー人口の減少を感じましたが、選手達は一丸となり日々の練習の成果を存分に発揮していました。特にチームワークは、どの合同チームも練習と試合を通じて成長する姿が見られました。
観客の方々の応援も力となり選手達はモチベーションを高めてプレーしていました。この経験を通じて彼らが更に成長し次のステップへと進むことを期待しています。素晴らしい大会をかいさいしてくださった協会の皆様に感謝致します。
③西条ユナイテッド代表:平井雄二さん
社会人として仕事とラグビーを両立する中で今回のフェスタが大きな励みとなり、改めてラグビーを続ける意義を感じることができました。活動を通じてチームワーク大切さや仲間との絆を再認識し、競技の場だけでなく日々の生活や職場でも活かせる多くの学び得ることが出来ました。東予球技場の環境の良さは試合を通じて充実感が得られ今後のより高い目標に向けて取り組んでいける自信にもつながっています。スクラムジャパンプログラムの理念のもと、今後もラグビーの普及や後進の育成にも貢献していきたいと考えています。今回のフェスタでの経験したことに感謝を胸に、一層精進してまいります。
■大会概要
名称 西条市ラグビーフェスタ
日時 令和6年12月14日(土)・15日(日)
場所 西条市東予運動公園球技場、ビバ・スポルティアSAIJO 〒799-1304西条市河原津新田甲157
主催 西条市ラグビーフットボール協会
後援 愛媛県ラグビーフットボール協会、愛媛県高体連ラグビー専門部
参加者 未就学児、小学生、中学生、高校生、社会人 男女合わせ総勢約400名
以上