和歌山県ラグビー協会は、和歌山県内のラグビースクールの加入状況は増加傾向にある一方で、学年が上がるにつれ継続率が下がる傾向にあるという課題があり、その解決に向けた取り組みとして企画・実施しました。
ラグビースクールの垣根を越えたつながりと、高校生のサポートによって世代のつながりをもたせて今後も競技を継続して行くことを目的とした活動とともに、新たなラグビー参加者を増やすための企画として「体験会」も実施致しました。
【和歌山県ラグビーフットボール協会 理事 橋脇 正典 様より一言】
和歌山県ラグビー協会の課題解決につなげる取り組みとして、スクール間の垣根や世代を超えたつながりを意図し、大会名も「和歌山ラグビーファミリーつなぐProject」という名称として計画しました。 午前中は、小学生を3つのカテゴリー(小・中・高)に分けてクリニックを開催しました。テーマとして高学年は「超速ラグビー」、中学年は「つなぐラグビー」、低学年は「タグラグビー」を掲げ、さらにコーチ役として高校生を配置することで、緊張が緩和され、のびのびと取り組むことができたように感じます。また、それぞれのテーマに沿ったメニューにより、小学生にもわかりやすい指導や内容のセッションとなりました。
体験会ではボールに親しむ、慣れるをテーマにし、ボール回しや鬼ごっこ、タグラグビーなど展開しました。
午後からは大うんどうかいと称して、小学生を2チーム、高校生2チームの計4チームで開催しました。種目は「綱引き」「大縄跳び」「綱取り」「リレー」の4種目。高校生にはハンデをつけ、楽しくも真剣勝負のシーンが多々あり、繋がりをより一層深めることができました。
最後に締めくくりとしてアフターマッチファンクションを開催。ジュースや記念品配布など、1日のレビューを高校生とともに語らい合うことで良い振り返りができました。
まとめ
スクールの垣根を越えた練習会並びにイベントができたことは良かったと感じています。また、高校生との距離感が良い意味で近くなり、次回開催にもスムーズには入れるのでないかと期待しています。
この「つながり」を今後も継続していけるよう、告知方法や時期など検討し、次回に向け改善していきます。
■大会概要
名称 和歌山ラグビーファミリーつなぐPriject
日時 令和6年12月21日(土)
場所 和歌山ビッグウェーブ( 和歌山市手平2丁目1-1)
主催 和歌山県ラグビーフットボール協会
参加者 未就学児、小学生、高校生、社会人 男女合わせ総勢約200名
※当日の内容
10:00 開会式(県内スクール生)
高学年:超速ラグビー、中学年:つなぐラグビー、低学年:タグラグビー
11:20 終了
11:30 初めてのラグビー(体験会)
13:00 大運動会(種目:綱引き、大縄跳び、綱取り、リレー)
15:00 アフターマッチファンクション
15:30 閉会式
以上