奈良県ラグビー協会タグラグビー委員会は、ラグビー体験会やタグラグビーの試合を通じて、県内のラグビーファミリーを増やすことを目指しています。タグラグビーを経験した子どもが後に中学でラグビーをはじめるケースやラグビースクールに通い出す事例も増えてきているとのこと。
「奈教タグフェスタ」は同委員会のサポートによって、大学生である奈良教育大学のラグビー部員らが主体となり運営された普及イベントです。
同大学のグラウンドで行われ、地域の保護者や子ども達に楽しんで参加してもらうことでラグビー部の存在を知ってもらうきっかけ作りになるとともに、こうした地域社会の活動を通じた部員たちの経験が、今後教育界でのラグビー普及推進者の増加につながることも期待される、そうした幅広い目的を有したラグビー普及イベントとして開催されました。
【奈良県ラグビー協会 タグラグビー委員長 高橋一博 様からのコメント】
昨年に引き続き、奈良教育大学ラグビー部が中心となって、初心者を集めたラグビー体験会と、近隣小学校やチームを集めたタグラグビー大会を併設したタグフェスタを開催しました。
ラグビー体験会には、ラグビー部員がチラシを配った近隣小学校の12名の子どもと保護者が参加し、ラインアウト体験やボール遊び、トライ体験、コンタクト体験、タグラグビーなど盛りだくさんの内容で児童らは大喜びでした。また、大学生のアイデアにより体験コーナーをスタンプラリー形式にしてくれたことで、皆楽しみながら体験コーナーを回ってくれ、スタンプのコンプリートでお菓子をもらってとっても喜んでいました。
保護者の中にはラグビー経験者の方もおられ、我が子にいきなりラグビーをさせるにはハードルが高いので、この体験会が良い機会だと思って参加されたとのことでした。
並行して行われたタグフェス(タグラグビー交流大会)では、勝ち負けにこだわらずに楽しむ大会と位置付け、得点板もおかずに優勝も決めない大会としました。後半からは、ラグビー部員や卒業生達も交えた混合の即席チームの試合も行い、参加者からはとても好評で、今後もこうしたチームの枠を超えて交流できる大会や試合をもっと増やして欲しいとの、嬉しい声もいただきました。
参加者がタグラグビーの試合を見て興味を持ってもらえただけでなく、その場でチーム代表者と話をする場を持てたことで、具体的に体験会からチーム練習参加へのきっかけ作りにもなりました。
■大会概要
【名 称】:奈教タグフェスタ
【主 催】:奈良教育大学ラグビー部
【共 催】:奈良県ラグビーフットボール協会タグラグビー委員会
【開催日】:2024年9月8日(日)
【会 場】:奈良教育大学グラウンド(奈良市高畑町)
【実施内容】
◇ラグビー体験会(スタンプラリー形式:景品付き):ラインアウト体験、トライ体験、コンタクト体験、ボール遊びとタグラグビー
◇タグラグビー大会(得点付けない交流試合)後半からは混合即席チーム参加あり
以上