この取り組みは川崎市ラグビーフットボール協会が例年行っている「とどろきラグビーフェスタ」（注記①）事業の機会を利用し、活動拠点の多摩区、麻生区、中原区を中心に、川崎市及びその近郊にお住まいの幼児から中学生を対象にチラシによる体験会への参加募集を掛けて行うもの。
川崎市内のラグビー普及育成に向けて、単年度での活動とせず、毎年の行事として継続的に実施する事を目的としており、等々力陸上競技場の予約や川崎市市民スポーツ室へのイベント協力依頼を行うとともに、昨年度から川崎市をフレンドリーエリアとして協定締結している東芝ブレイブルーパス東京へ本イベントの参加要請も行うなど、活動の認知度アップも図りながら計画されました。
（注記①：とどろきラグビーフェスタは今年5年目を迎え、川崎市内のラグビースクール（川崎市ラグビースクール、麻生ラグビースクール）の交流戦、神奈川県内・東京都内のラグビースクールで活動する女子ラグビー選手（ラガール）の交流戦、クラブチーム交流戦などを実施するラグビーイベント。）
■川崎市ラグビーフットボール協会 理事長 伊藤克実 様より
はじめてのラグビー体験会は、麻生・川崎市のラグビースクールにおいて、新たな学年の始まる4月と10月の川崎市スポーツフェスタや等々力緑地公園・その他のグラウンドの空きがあるときを加えて、例年3回ほど開催してきました。
今年は10月のスポーツフェスタが雨天中止となり、ワールドカップ開催年の盛り上がりを受けて、年内にもう一回の開催を企画することとし、12月のとどろきラグビーフェスタにて体験会を開催しました。
自治体からの協力を得て、今回は中原区、多摩区、麻生区の小学校に体験会開催チラシを配り、また両スクール保護者に幼児を含めて同様のチラシをスクール生の幼稚園、学校の知人に配っていただきました。
また、川崎市とフレンドリーエリア協定を締結した東芝ブレイブルーパス東京様からの協力をいただき、講師派遣、参加者へのノベルティー配布のご協力をいただきました。
こうした関係者の協力により30人程の子どもたちに参加していただくことが出来ました。
これからも体験会を季節ごとに開催し、ラグビーの楽しさを体験してくれる子どもたちを増やして行きたいと思います。
■麻生ラグビースクール 体験会担当 増田泰之様より
ほとんどの参加者がはじめてラグビーボールを触る体験会となりましたが、ボール送り、とおり鬼、ボール集めなどの練習メニューをとても楽しそうに取り組んでくれました。
はじめての参加者の好奇心をつかんでしまう楕円球の魅力を再確認することができました。
当日参加の指導員（25人 平均年齢53才）も体験生と同じく4グループに分けて練習を行いました。それぞれのグループにリーダー役、デモ役、道具準備役、整列役など状況に応じて指導に当たる姿はまさに適材適所、臨機応変、ラグビー競技そのものでした。まだまだ草の根を支える指導員達のパッションは熱く燃えています。地道な活動となりますが今後も日本協会からのご支援を宜しくお願い致します。
【参加者コメント】
数年前に体験会に参加した6年生のご両親から、また参加したいと思っていた時に、学校からのチラシを見て参加を決めた旨、お聞きしました。当日もお子様が楽しそうに練習に参加している姿をみて参加してよかったとのコメントを頂きました。
■大会概要
【名 称】：第1回はじめてのラグビー体験教室（とどろきラグビーフェスタ）
【主 催】：川崎市ラグビーフットボール協会
【共 催】：川崎市ラグビースクール／麻生ラグビースクール
【後援・協力】川崎市市民スポーツ室・東芝ブレイブルーパス東京
【開催日】：2023年12月16日（土）・17日（日）
【会 場】：等々力陸上競技場
【参加者／周知】神奈川県川崎市中原区、多摩区、麻生区の小学校へ体験会実施のチラシを配布し対象の小学校全校生徒へ周知するとともに、幼稚園や保育園には在籍しているスクール保護者へ依頼して周知する。
以上
