今年度で2回目となる「八代オータムラグビーフェスタ」は高校の花園予選に向けた九州チームの強化と各チームの親睦を深める交流試合が主たる目的でした。
今年は減少する高校生ラガーの普及につながるすそ野拡大を目的に地元の小中学生を対象としたラグビー体験会も計画されました。
コロナ禍を越え、昨年（第1回）は台風の影響もあり中止となり今回が実質最初の開催となり、多世代の交流でラグビーの楽しさを参加者みんなが味わえる素晴らしい大会となりました。
熊本県八代地区ラグビーフットボール協会 理事長 中西浩之様より一言
『この八代地区には、ラグビー場として使用できるグランドが２面あり、九州の中心である熊本県、その中心に位置する八代市で花園予選に向けて、夏合宿の成果と強化を目的に九州（特に南九州の高校）を中心とした交流大会はできないかと考えていました。
昨年第１回大会として企画しましたが台風直撃となり開催できず、実質今回が初回となりました。参加チームは県内チームを中心とし、県外より７チームを迎え交流戦を通じて花園予選に向けた課題と強化が確認できたと感じました。今年度は特に残暑が厳しく選手の体調面が気になりましたが、重大事故も無く無事に県外チームとの交流戦を行うことで選手、指導者との交流も深まり有意義な二日間となりました。これもチーム関係者並びに運営スタッフみなさんのご協力によるものと感謝申し上げます。また、今回協賛いただいた『ＪＡやつしろ 吉野梨部会』より参加チームには、「吉野梨１箱」が贈呈され大変好評でした。また、遠くより会場まで送迎をされた保護者の皆様には感謝申し上げます。
二日目に行った小中学生を対象としたラグビー体験会には、約３０名の子供たちが参加し九州学院の高校生が指導をサポートしてくれました。特に小学生には「コンタクト」「スクラム」「ラインアウト」など日頃体験できないことを体験してもらい大変好評でした。保護者の方もスクラムやラインアウトは危ないと感じておられましたが、高校生の指導も良く「基本が大事だな～」と言って安心して見学されていました。また、ラグビーを続けてほしいという狙いで抽選会を行い、ラグビーボールの贈呈も行いました。
何よりも子供たちの楽しそうな笑顔が一番だったと感じました。少しでもラグビーの楽しさが分かってもらい普及に繋がっていけばと思います。
（親子で参加者された吉田大剛君）元ラガーマンのお父さんとスクラムを体験しました。お父さんより「今回、息子がラグビーに興味を持ったことはとても良かった」と笑顔で言ってくださいました。
■大会概要
【主 催】：熊本県八代地区ラグビーフットボール協会
【共 催】：熊本県スポーツ振興事業団 ミズノグループ
【主 管】：熊本県ラグビーフットボール協会高校委員会
【協 賛】：エルセルモ八代、ＪＡやつしろ梨部会
【開催日】：2023年9月16日（土）・17日（日）
【会 場】：県営八代運動公園、八代市球技場
【参加者】：（高校）開新、専修大学熊本玉名、熊本西、東海大学付属熊本星翔、八代工業、九州学院、鹿児島工業、延岡星雲、
鹿児島玉龍、加治木工業、鹿児島情報、川内、早稲田佐賀 １３校参加
（ラグビー体験会）：小中学生約３０名
以上
