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広島市立天満小学校 特別授業

 

広島市立天満小学校 特別授業を終えて

 

期 日     平成27年11月13日(金)

会 場     広島市立天満小学校

 

普段はおとなしい女の子が軽快にトライ!!!

昨日の小春日和とはうって変って、朝から冷たい秋雨の中、11月13日(金)、広島市立天満小学校の4学年全1クラス32名に、2校時を使って、体育の授業・タグラグビーの指導に行ってきました。

 

雨の為、授業場所を体育館に移し、限られた空間の中で授業を始めました。冒頭、小生の“五郎丸ポーズ”に全児童が、『知っている』と反応を示し、先のワールドカップの日本代表の活躍が子どもたちにも浸透していることを実感しました。

開始式のあと、準備運動。児童たちは、タグラグビーは初めてとのことで、①声をだす。②やっていいこと。やってはいけないことを守る。ことを約束し、ボール送りでボールの感触を確認。次はチームごとに輪になってパスの練習。パスの仕方を児童相手に試技した後、円形パス30回。うまく放れない、キャッチに慣れていない、相手を見ずにパスする等でボールを落とす場面が多く見られたが、概ねパス回しが出来ていた。2人ペアでのランパスでは、前パスする場面が見られたが、数回繰り返すうち、概ねできるようになった。3番目のスキルは、タグ取り鬼ごっこ。1vs1、全員、色別と、タグを取るのにコート一杯を駆け回っていました。

 休憩後、攻撃1人、守備1名。攻撃2人、守備1名のトライに挑戦を実施。どうしたらトライが出来るか、走ったり、止まったりと児童一人ひとりが考え、運動していました。

 最後は、試合。これまで練習したスキルを生かし、ルールを再確認して、全チームが1試合できるようにセットした。前に投げる場面があったり、タッチラインを無視して走ったりと、全員、嬉々として動き回っていました。

 

 閉式では、初めての経験だったが『楽しかった人』が多く手を挙げてくれました。また、大きな怪我もなく、無事、授業を終えることが出来ました。

 授業後、先生方とのお話しの中で、女の子が、トライした場面が話題になりました。この児童は、普段おとなしい子なのだが、パスを受けスルスルと相手をかわし、見事トライ。本人は嬉しそうに満面の笑み、クラスみんなとハイタッチと、微笑ましい情景が見られました。これこそ、チームワークの大切さ、クラス全員の素晴らしいまとまりを示してくれました。

 

 この企画は、当時、小生の子どものクラス担任だった先生が、現在、校長先生になっておられ、自宅周辺をお互い散歩中、偶然お会いし、タグのお話を持ちかけたところ、検討するとのことで持ち帰えられ、その後、快諾の返事を頂きました。

学校側との打ち合わせをしっかりやったことで、考えていた指導カリキュラム、スキルをしっかり伝えることが出来たと思います。

 

 最後に、岸保仁司学校長、久保田祐徳教頭、4学年の天野真一教諭に対し、タグラグビーを指導する機会を与えてくれたことに感謝いたします。ありがとうございました。


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