10月4日、奈良朱雀高校ラグビー部・朱雀カップ実行委員会の主催で初めての試みとなる、タグラグビーの地域大会「朱雀カップ」が開催されました。
奈良朱雀高校ラグビー部と奈良朱雀高校近隣の奈良市内4小学校のタグラグビーチームの子ども達が、タグラグビーの大会で盛り上がりました。
当日は、朱雀高校ラグビー部の高校生およそ30人が、併設のラグビー体験コーナーの運営や、小学生チームの引率 兼選手として参加。それぞれに担当を持ち、大会運営・児童引率、タグラグビー選手として積極的に関わってくれました。ありがとうございました！
さて、大会は、ブロックを1位通過した「飛鳥タグA」と「済南タグA」が決勝戦で激突。参加者全員が見つめる中、延長戦でも決着がつかない接戦となり、ゴールデンゴール方式での決着となりました。結果、「済南タグA」が「飛鳥タグA」を破り、第1回朱雀カップの覇者となりました。
また、奈良朱雀高校より特別賞「NS賞」（奈良朱雀賞）が準備されました。奈良朱雀高校・山本監督が、チャレンジリーグで元気いっぱい仲間と共にグラウンドを駆け回ったチームを表彰、副賞もプレゼントしました。
大会終了後は、高校生 vs 社会人（チーム引率者なども含む）のラグビー試合を行いました。子ども達は今まで自分たちと一緒にタグをしていたお兄さん達のラグビーをする姿を真剣に、また興味深く観戦していました。多くの子ども達にとって初めてのラグビー観戦になったと思います。この機会は、今までタグラグビーしか知らなかった子ども達にとって、ラグビーとの大きな接点となりました。
また、奈良朱雀高校の生徒のみなさん、先生方やラグビー部保護者会の方々が、様々な催しをしてくれました。かき氷やポップコーン、スポーツドリンクのご提供など、幅広くご支援をいただきました。子ども達はタグラグビーを通して、たくさんの人に出会い、楽しく一日すごすことができました。
この大会を開催することで、タグラグビーとラグビーに接点ができ、今後の奈良県でのラグビー普及活動に大きな一歩を残せたものと思います。これからも、高校や大学のラグビー部と色々な形で協力し、接点を作ることで、普及活動を進めていきたいと考えます。
